もしも地獄の真っ只中にいるのなら... チャーチル
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[原文]
If you're going through hell, keep going.
Winston Churchill
[和訳]
もしも地獄の真っ只中にいるのなら、そのまま突き進むがいい。
ウィンストン・チャーチル
[メモ]
チャーチルと日本には浅からぬ繋がりがあります。日露戦争前に結ばれた日英同盟にはチャーチルも賛成票を投じました。第一次世界大戦後、日英同盟は中国における利権からアメリカの圧力によって破棄されることになりますが、チャーチルはアメリカの雑誌「コリアーズ」への寄稿文「日本とモンロー主義」で、「日英同盟の破棄は歴史の悲劇的な一章となるかもしれない」と書き綴りました。以下は、同寄稿文でのチャーチルの日本人評です。
『 私は第一次世界大戦での日本の英国に対する忠実な協力を熱心に見守ってきた。ミカドの政府と長年協力してきて私の心に残る印象は、日本人がまじめで堅実であり、重厚で成熟した人々であるということ、彼らが力関係やいろいろな要因を慎重に考える人達であると信じてよいこと、また理性を失ったり、よく考えないで無鉄砲な、計算を度外視した冒険に飛び込んだりはしないということである 』 出典:日本とモンロー主義
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