なんの 浮世は三文五厘よ 坂本龍馬
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[原文]
なんのうきよハ三文五厘よ。 ぶんと。へのなる。ほど。やって見よ。
[現代文]
なんの 浮世は三文五厘よ。ぶんと 屁のなるほどやってみよ。
[訳]
世の中は、三文五厘ほどの値打ちしかない。ぶんと屁の鳴るほど思いきってやってみろ。
※(三文五厘は、現在の貨幣価値だと3~40円)
坂本龍馬
出典 姉 乙女への手紙
[メモ]
脱藩浪人であり公武開国派となった龍馬は、佐幕派、攘夷派から命を狙われる危険がありました。その為、いくつかの変名を使っています。
有名な変名は『才谷梅太郎』ですが、その他に西郷伊三郎、高坂龍次郎、大浜濤次郎、取巻抜六、自然堂と、計6つの変名、号を用いたそうです。
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